失敗しないリフォーム業者の選び方

リフォーム会社8種類の特徴と選ぶ際のメリットデメリット

リフォームしたいけど、どの会社に頼んだらいいの?

ひと口にリフォーム会社といってもさまざまな業種があります。

それぞれに得意分野独自の特徴があります。

得意な分野でないと、「外注されて余計な仲介費用がかかってしまった」なんてことにならないようにそれぞれの特徴や強みを解説します!

こんな人に読んで欲しい
  • リフォームをどの会社に頼んだらいいかわからない人
  • リフォームの業者選びに失敗したくない人
  • 満足のいくリフォームをする為に業者の種類を勉強したい人

大手ハウスメーカー系

大手ハウスメーカーの子会社もしくは事業の一部として展開している業者です。

例えば、「積水ハウスのリフォーム」や「住友不動産の新築そっくりさん」などです。

大手ハウスメーカーで建てた物件に住んでいる場合、そのハウスメーカーに依頼するケースが多いです。

増改築や耐震工事などの大規模なものから、バリアフリーや水回りなど、広い範囲のリフォームに対応しています。

  • 建物の構造を把握しているので、リフォームもスムーズ
  • 知名度の高さとブランドイメージによる安心感が得られる
  • 宣伝・広告費用、営業費用など多くの経費が上乗せされる為、割高で値引き率が低い
  • 実際の工事は外部に委託するので、細かい対応が苦手

総合リフォーム専業系

新築ではなく、リフォームを専門に扱う会社です。『○○リフォーム』という企業名が多いです。

壁紙の張替えや畳替え、水回り設備、外壁や屋根の外装など、業者によって施工の範囲や専門性はさまざま

会社独自の個性を売りにしている場合もあり、北欧テイストにできたり和風テイストに強かったりする場合もあります。

ホームページや専門誌、広告などで施工事例を参考にすることをおススメします。

  • リフォームに特化してるので、目的に合わせてリフォームが可能
  • 価格もシステムも会社によって千差万別なので、特徴や良し悪しを判断するのが難しい

設備メーカー

キッチンやバス、トイレなどの設備メーカーがリフォームを請け負うことがあります。

『TOTO』や『LIXIL』がリフォームも行うイメージです。

  • ブランドイメージがあり安心感が得られる
  • 設備(キッチン、トイレ、バスなど)に対する保証は確か
  • 設備メーカーを統一しないと割高。例:お風呂もキッチンもトイレも『LIXIL』
  • 設備が割安になるかというとそうでもない。(たくさん仕入れているトイレリフォーム専門店の方が便器が安かったりする。)

工務店系

規模は大手から地域密着型の家族経営まで様々です。

実は、住宅メーカーやリフォーム会社などにリフォームを依頼したとしても、実際にリフォームを行うのは工務店です。

リフォームが成功するか失敗するかは、優良な工務店と出会えるか出会えないかです。優良な工務店とは、腕の良い職人を抱えている工務店ということです。

工務店は、工事の管理だけでなく、保証などのアフターサービスも行っているので、もし質の良い工務店に直接リフォームを頼むことができれば、最も安上がりに、良いリフォームを行ってもらうことができるでしょう。

しかし、工務店の規模によっては、床のフローリング張り替えが専門、壁紙クロス張り替えが専門、など特化していることもあり、大がかりなリフォームには不向きだったりします。

設計を自社でできない場合、提携している設計事務所がデザインや設計をしている場合もあります。

  • 優良な工務店と出会えれば、一番安く良いリフォームができる
  • 優良な工務店を探すのが難しい
  • リフォームの規模にあった工務店を探すのも難しい

工事専門業者(ガス・水道・電気・外装・内装など)

水漏れや、電気配線、ガスの設備など、それぞれの専門性を活かしたリフォームが得意です。

大規模なリフォームには不向きな場合もありますが、小規模なリフォームであれば高い専門性と経費を抑えることができるのが魅力です。

得意な設備工事があるのでその分野では細かい要望に応えてくれます。

  • 設備面で困るとすぐに対応してくれ、メンテナンスの面倒も見てくれる。
  • 大がかりなリフォームは対応できない
  • 優良な設備屋さんと出会うのは難しい

不動産会社系

不動産会社というと物件の売買が本業ですが、リフォーム業者とは切っても切れない縁でつながっています。

賃貸物件や中古物件の場合、リフォームして新しい借り手・買い手を探すことになります。

その為、安くて信頼できるリフォーム会社を知っています。

紹介してくださいとお願いすれば紹介してくれるでしょう。紹介してもらって、その口コミが悪いものだと、不動産会社の評判にも傷がつくため、よいリフォーム会社を紹介してくれるはずです。

しかし、そこは不動産会社も利益が欲しいところ。リフォーム会社からの見積もりには見えないところでバックマージンが上乗せされていると思ってください。

  • 信頼と実績・そして安いリフォーム会社を知っている
  • 不動産会社に手数料(バックマージン)を支払うことになる

インテリアショップ系

家具やカーテンを扱う店がリフォームにも進出。

例えば『無印良品』もその一つです

インテリアの商品知識が豊富です。

内装中心のリフォームを考えている場合や、インテリアのアドバイスをもらいたい場合に向いています。

  • そのブランドの世界観やテイストを再現できる
  • インテリアと内装に統一感を出せる
  • 大規模リフォームになる可能性が高い

ホームセンターや家電量販店

最近では、ホームセンターや家電量販店などでもリフォームを手掛けるようになりました。

  • 全国展開している強みを生かし、設備を大量に安く仕入れている為リフォームも安くできる
  • 製品の種類が少なく、多くの商品から選びたい場合には不向き

まとめ

リフォーム会社には8種類の業種があることを解説しました。

それぞれにメリットデメリットがあり、どこに依頼すればいいのか迷うと思います。

見積もりで一番安いからと決めるのはおすすめできません。

ポイントは、自分が希望するリフォーム工事を実現できるかどうかです!

それを見極めるためにも、得意な工事は何か』、『今までの経験や事例はどうか』、『値段は適正なのかなど、リフォーム会社をしっかりと見極める必要があります。

リフォーム会社によって、提案値段内容も一つとして同じものはありません。

リフォームの成功のカギは『信頼できるリフォーム会社選び』と言っても過言ではありません!

リフォームを成功させるためには!
  1. リフォーム会社の特徴を知ること
  2. 信頼できるリフォーム会社を選ぶこと
ABOUT ME
otoku
築25年以上の我が家に4人で暮らしています。 気づくと外壁は傷み、浴室がカビ、キッチンは古めかしい・・・ どうにかしたい!でも費用がない!情報がない!失敗したくない! まずは勉強だ! ということで、一念発起し、リフォームを勉強することにしました。 それがこのブログです。 今は大きなリフォームに着手できないけど、少しずつ着手していきたい!その様子をリアルタイムでお伝えしていきたいと思います! でもね、高校生の双子がいると(県外に大学生もいる)お金がかかる・・・ それゆえ、壊れていく電機設備を修繕、買い換えるので精いっぱいなのが現状。 だから、このブログに来てくれる人には私より先に素敵なリフォームの夢を叶えて欲しいんです。 そして、あの時otokuのブログを読んでよかったなーって思ってもらえるように記事を最新情報に更新していきたいと思っています! よろしくお願いします!