リフォームって値引きしてもらえるの?
値引きしてもらっても、手抜き工事されるんじゃないかと思うと心配、、
リフォームは高額になることが多いので、少しでも安く費用を抑えたいですよね。だからといって、値引きしてもらったとしても安い材料を使われたり、手抜き工事をされても困ります。
この記事では、値引き交渉で知っておきたい4つのポイントと4つのワザを解説します!
ポイント① リフォームで値引き交渉してもいいの?
リフォーム代を値引きしてもらうことは失礼?
リフォーム費用を値引きしてもらうことは失礼ではありません。
営業マンも値引きされるのは前提で商談に来ています。
ポイント② 値引き交渉のタイミング
値引きして欲しいことはあらかじめ伝えておいた方がいいの?
値引き交渉のタイミングは、リフォーム契約の最終段階です。
交渉のはじめの方でいきなり値引きの話しをすると、見積もりに最初から値引き分を上乗せれる恐れがあります。
ポイント③値引き金額の相場
端数を値引きしてもらう
【例】512,500円を50万円にしてもらう。
これを端数切りといいます。
営業マンも端数切りは想定の範囲内なので、本当は48万円の見積もりのところを、わざわざ51万円や52万円で見積もりを出すこともあります。
値引き交渉は端数切り以上の金額を狙いましょう!
値引きの相場
どのくらい値引いてもらえるのかがわからない、、
値引きの相場は5~7%です。
一般的に、リフォーム会社の利益は、工事金額の30%くらいと言われています。
そこから10%の値引きは厳しいでしょう。
100万円のリフォーム代金だったら93万円~95万円になれば成功でしょう。
ポイント④ 大幅な値引きをしてもらうとどうなるか?
では、あなたがもし『どうしても○○円にして欲しい!』とお願いして、リフォーム会社が了解した場合、どのようなデメリットがあるのか見てみましょう。
安い材料を使うことになる
無理な値引きをしてもらった場合、リフォーム会社はどこかで利益を穴埋めしようします。
まずは、材料費を削るでしょう。内訳に品番まで記載されていれば、資材(断熱材や養生用の資材)の量を変えたり、品番が書かれていなければ、グレードを落とされたりすることがあります。
腕の悪い職人さんに依頼する
腕のよい職人さんは、適正な価格で仕事をします。技術が必要な仕事は、できる職人さんが少なくどうしても高くなります。
リフォームは、新築と違い家ごとに方法が違うので、より丁寧で高い技術が必要になります。
無理な値引きをした場合、職人さんの質を落とすことにつながるので注意しましょう。
追加費用をとられる
本当はサービスで行えるようなことでも追加費用で請求されることになる恐れがあります。
「ゴミが増えたので廃棄料が高くなります」
「思っていた以上に腐食していたので、リフォームの範囲を広げます」など、、、
値下げ交渉を成功させる4つのワザ
ワザその1. 複数の業者から見積もりをとる
見積もりは必ず複数の業者からとりましょう。
そうすることで、リフォームの相場がわかります。値下げできないのは、すでにめいっぱい値下げしてくれているからなのかもしれません。また、複数の業者と比べられていることがわかれば、業者もできる限りの好条件を提示してくれるはずです。
まずは業者の選び方がわからない時はこちらの記事を参照してください。👇
ワザその2. 業者と信頼関係を築く
リフォーム会社の担当者と仲良くなりましょう。
「このお客さんには値下げしてあげたい!」と思ってもらえれば値下げ交渉もスムーズに行くでしょう。
- 職人さんたちを敬う気持ちを持っている
- 横柄な態度をとらず、きちんと話し合いができる
- 時間や締め切り、約束を守る
- 無理難題を押し付けない
ワザその3. 値段を下げる方法を提案してもらう
ただ闇雲(やみくも)に値下げをお願いするよりも、どうしたら費用を抑えられるのか相談してみましょう。
トイレやキッチンの設備でグレードを落とすことで費用を抑えられたり、壁紙もメーカーを変えれば割引できたり、、、と、施主さんの希望に添いつつ、値下げが可能な方法を教えてくれるでしょう。
ワザその4. 家族の中で、窓口を一人に決める
リフォーム会社の担当者と交渉する人を家族の中で1人決めておくと交渉がスムーズに行きます。
値引き交渉も一緒です。
いろんな人がいろんなことをアレコレ言うとなかなか前に進まず交渉もスムーズに行きません。家族からの要望はその人に集約しましょう。
担当者にもそのことを伝えておくとトラブル回避につながります。
まとめ
- 複数の業者から見積もりをとる
- 業者と信頼関係を築く
- 値段を下げる方法を提案してもらう
- 家族の中で、窓口を一人に決める
物を購入する時の値引きは、購入してしまえばおしまいですが、
リフォームは値引きしてもらった後から工事が始まり関係性も続きます。
今回の記事を参考に、お互い気持ちよくリフォームを成功させましょう!