リフォームの現地調査って何?
どうしても必要なの?気を付けるポイントはある?
リフォームの見積もりには欠かせない”現地調査”
現地調査とは、リフォームする家を実際にリフォーム会社に見てもらうことです。
わざわざ家に来るの?と思うかもしれませんが、どうしても必要な理由や、来てもらう時に知っておいたほうがいいポイントを解説します!
家の片付けなんて後回し!知らないと業者選びに失敗しますよ!
現地調査に来てもらってから、その業者にリフォームを依頼するかどうかを決めるわけですが、調査中にボーっと付き添っているだけではもったいない!
何をすべきか?何をみるべきか?
現地調査の前準備から業者選びのポイントまで解説していきます!
現地調査とは?どうして必要なの?お金はかかる?
現地調査とは、リフォーム会社がリフォームをする場所に来て調査をすることです。自宅のリフォームを依頼するなら、自宅にリフォーム会社の人がやってきます。
リフォーム会社の見積もりは、図面による概算見積も可能ですが正確な見積もりを出すためには、必ず現地調査が必要になります。
施主さんと一緒に行うので、その時間は施主側も時間を空けておく必要があります。
そしてほとんどの現地調査は無料です!正確な見積もりを出すのが目的なので、見積もりが無料であれば、現地調査は無料です!
現地調査してもらった後に断るのは悪い?
「わざわざ来てもらったのに断るのは申し訳ない」と思うかもしれませんが、リフォーム会社は断られるのは前提です。
断られることには慣れています。
なんの理由もなく断られることもしょっ中なので、「他の会社にお願いすることにしました」等
正直に率直に伝えれば、リフォーム会社側も諦めがつきます。
断ることに心を痛めることはありませんよ。
現地調査の流れを知る
現地調査の流れを解説します。
聞き取り(ヒアリング)
施主さんからリフォームの内容について現状や要望を聞きます。
不満な点や困っている点、どんなふうにリフォームして欲しいのか。イメージを伝える大切な場となります。
時間にして1~2時間。一軒家をフルリフォームするなどの場合は半日以上時間がかかる場合もあります。
計測と現状把握
リフォーム会社の担当者が、リフォーム希望箇所の正確な計測をします。
図面でもできそうですが、その部分の構造や劣化の程度など現状を把握する大切な機会です。
キッチン、浴室、トイレなどの水まわりは、給排水管や電源の位置、搬入経路などを確認します。
外壁は、実際に見たり触れたりしながら傷み具合や腐食がないか確認していきます。
施主が現地調査前までにすること
業者の人が来るなら家の中を片付けないと・・と心配になるかもしれませんが、あまり片付きすぎていても普段の生活や困りごとなどが伝わってきません。
それよりも用意した方がいいものとして、、
- 図面があれば用意しておく(コピーしておくとなおよい)
- リフォームの目的を明確にしておく(キッチンの高さが合わない・動線がスムーズにいかなくてストレスなど)
- 家族の要望をまとめておく(夫:自分の部屋が欲しい 妻:パントリーが欲しいなど)
- だいたいの相場を知っておく
- 予算をたてておく(これくらいが希望。これ以上は無理などの線引きがあるとよい)
- イメージを伝える材料を用意しておく。(切り抜きや画像など)
現地調査中にチェックしたいポイント
- 計測を正確に行っているか
- メモをとりながら話を聞いているか
- マナーはよいか
- 物の扱いは丁寧か
担当者の対応から、その会社が信頼できるかどうかある程度判断できます。
現地調査を終えたら伝えること
- 相見積もりであることを伝える
- 同じ条件で見積をだしてもらう
- 詳しい内訳を書いてもらう
- いつ見積もり書が出来上がるか聞く
相見積もりであることを伝える
他にも見積もりを依頼していることを伝えましょう。相見積もりは特別なことではなく一般的なことなので、たいていの業者は相見積もりをとられることに慣れています。
自分の会社に自信があれば、喜んで引き受けてくれるはずです。
反対に嫌な顔をするような会社であれば、断った方がよいかもしれません。悪徳業者であれば渋る場合もあるでしょう。
このように、悪徳業者に合わない方策にもなります。
相見積もりであることを伝えておけば、断る際も断りやすいですよね。
同じ条件で見積をだしてもらう
相見積もりをとっても、条件が同じでなければ意味がありません。
A社にはキッチンの見積もりを対面キッチンで。B社にはアイランドキッチンで、、、
という具合ではきちんと比較ができません。
そのためには、現地調査までに自分のリフォームの希望をある程度明確にしておくことが大切だということがおわかりいただけたと思います。
詳しい内訳を書いてもらう
見積もりを出してもらっても、「工事一式 ○十万円」ではやはり比較ができません。
わかりづらい見積書を出してくる業者はたとえ格安だとしてもおすすめできません。
いつ見積もりができあがるか聞く
見積書の作成にかかる期間はリフォーム会社によって違うので、一概には言えません。
ですから、こちらから聞いてみましょう。
「いつごろ見積書はできますか?」
これを聞くだけでモヤモヤ見積書ができるのを待つ必要がありません。
そして、約束を守ってくれる会社なのかも知ることができるので、一石二鳥のことばです!
よい業者を見つける方法
- 相見積もりをとる
- 提案力をみる
- 人柄をみる
- 見積書のわかりやすさをみる
相見積もりをとる
一社だけでは、その見積もりが高いのか安いのかわかりません。相場を知るためにも相見積もりをとりましょう。
相見積もりをとるのは簡単です。一括見積サイトを利用すれば、無料な上、数分の入力で住んでいる地域から数社選んで見積もりをもらうことができます。
提案力をみる
自分が希望するリフォームを忠実に再現してくれる業者は確かに信頼できるリフォーム会社でしょう。
しかし、さらに優れた提案をしてくれるならぜひ知りたいと思いませんか?
快適性や節電節水。リフォーム内容も「こうすればもう少し安くできますよ」など、提案力のある会社にお願いすれば、リフォームの仕上がりも満足度が高くなるでしょう。
人柄をみる
現地調査での一般的なマナーや見積書を期日通りに提出できるかなど、その人の人柄がわかりますね。
これから長いお付き合いが始まるかもしれない相手なので、人柄や相性はしっかりとチェックしましょう。
経験や提案力があっても、横柄な人だとこちらの希望要望をないがしろにして、自分の提案を押し付けてくる場合があります。それでは、自分の思っていたイメージと違う仕上がりになり満足度は低くなりますので避けた方がよいでしょう。
見積書のわかりやすさをみる
- 依頼した内容が盛り込まれているか
- わかりやすい内容になっているか
- 細かく内訳が書かれているか
不明なことは何でも質問しましょう。信頼できる担当者であれば、そして明朗な見積書であれば丁寧に答えてくれるはずです。
まとめ
- 図面があれば用意しておく(コピーしておくとなおよい)
- リフォームの目的を明確にしておく(キッチンの高さが合わない・動線がスムーズにいかなくてストレスなど)
- 家族の要望をまとめておく(夫:自分の部屋が欲しい 妻:パントリーが欲しいなど)
- だいたいの相場を知っておく
- 予算をたてておく(これくらいが希望。これ以上は無理などの線引きがあるとよい)
- イメージを伝える材料を用意しておく。(切り抜きや画像など)
- 計測を正確に行っているか
- メモをとりながら話を聞いているか
- マナーはよいか
- 物の扱いは丁寧か
- 相見積もりであることを伝える
- 同じ条件で見積をだしてもらう
- 詳しい内訳を書いてもらう
- いつ見積もり書が出来上がるか聞く
- 相見積もりをとる
- 提案力をみる
- 人柄をみる
- 見積書のわかりやすさをみる
リフォームは高価な上、失敗すると不自由な生活が長い間続くことになります。
この記事を参考に満足度の高いリフォームを実現して欲しいです!