なるべくリフォーム費用を安く抑えたい!
今すぐしないといけないわけじゃないんだけど、お得な時期なんてあるの?
リフォーム業界は、
- 閑散期(暇な時期)
- モデルチェンジ期
が安くリフォームができる狙い目の時期となります!
リフォーム業界の閑散期(暇な時期)とはいつか?
繁忙期(忙しい時期)はいつなのか?
閑散期(暇な時期)とは、繁忙期(忙しい時期)でない時です!
忙しいのは2月~4月
リフォーム業界が一番忙しいのは2月~4月です。
- 入学や入社、転勤などの新生活に向けて4月までに施工を終わらせないといけない物件が多数
- 公共工事の請負案件も4月までに終わらせないといけない
この時期の建築・リフォーム業界は人手不足が深刻で個人宅のリフォームを依頼しても断られるか、高額な請求額になります。
待ったなしの『お風呂が壊れてしまった!』『雨漏りで今すぐなんとかして欲しい!』などの状態でなければ依頼しない方がよいでしょう。
9月~11月
9月から11月も繁忙期に含まれます。
クリスマスや年末年始は快適な家でゆっくりと過ごしたいとの心理から、秋から11月にかけてリフォームの需要が多くなり、12月~は需要が少なくなります。
床暖房を入れたい!断熱工事をしたい!など冬に向けてリフォームの依頼が多くなります!
閑散期は住んでいる地域によって違う
12月~1月と、梅雨時期から真夏の時期が最も仕事が少なくなる閑散期です。
日本海側や北日本では、12月~1月は積雪や凍結があり、リフォーム工事が思うようにすすまない季節とも言えます。
梅雨時期も梅雨のない北海道では、閑散期とは言えません。
地域によって閑散期は違いますので、地元のリフォーム店に聞いてみることをおススメします。
私がおススメするのは梅雨~8月の時期です。
雨が降ると行えない外壁や外装、外構工事などの場合、工事日程が遅れがちになるので施主も避ける傾向にあります。
さらにお盆時期の長期休暇もからむため、どうしても避けがちです。
そんな季節こそお得にリフォームできる時期と言えます!
閑散期にリフォームを行うと次のようなメリットがあります!
閑散期にリフォームするメリット
繁忙期を避けて閑散期にリフォーム工事を依頼すると、工事費を割引してもらえる場合が多い他にも、質の高いリフォームを実現できるメリットがあります!
打ち合わせに時間がかけられる
リフォームは、施主の希望するイメージをいかに上手くリフォーム会社が再現してくれるかにかかっています。
リフォーム工事は新築工事と違い、既存住宅の構造や現状、家族構成やライフスタイルなどを考慮しながら、限られた予算内で『希望するイメージを再現する工事』になります。
そのため、十分な打ち合わせをせずにリフォーム工事を始めてしまうと、イメージしていたのと仕上がりが全然違った、追加工事が発生して予算を超えたなどのトラブルに発展するケースが高くなります。
こうしたトラブルを回避するためには、リフォーム担当者の仕事量が増える繁忙期は避けて比較的手が空いている閑散期にリフォーム工事を依頼することです。
閑散期であれば打ち合わせに当てる時間を十分に確保することができるため、繁忙期では疎かになりがちなリフォーム工事の細かい説明や起こりうる追加工事の説明をしてくれたり、細かい要望などを聞き入れてくれる可能性が高くなります。
技術の高い職人に依頼できる
繁忙期だと、人手不足から腕のいい職人は確保することは難しく、腕の悪い職人に依頼せざるを得なくなり、リフォーム工事もいい加減な仕事をされる恐れがあります。
見栄えだけの問題ならまだしも、後々住宅トラブルに発展する場合もあるので、絶対に避けたいものです。
それが、閑散期であれば、技術力の高い職人を確保しやすく、無理のないスケジュールを組むこともできるので、細部まで丁寧に仕事をしてもらえます。
設備に欠品がないので工期に影響なし
繁忙期にリフォームを依頼すると、住宅設備(キッチン、ユニットバス、洗面台など)の商品の品不足で、工期の遅延トラブルに見舞われる可能性が高くなります。
やっと手配した職人とのスケジュールも合わなくなり、リフォーム開始時期が大幅に遅れる可能性も出てきます。
それが、閑散期の時期であれば、容易に腕の良い職人のスケジュールを確保することができ、住宅設備・内装材メーカーの品不足も解消されているため工期が遅れることなくスムーズに質の高いリフォーム工事を行うことができます。
リフォーム業界のモデルチェンジ期とはいつか?
内装のリフォームの場合、天候に左右されないため、季節を問わずリフォーム工事をおこなうことができるので、閑散期でもリフォーム費用を安く抑えるのは難しいと感じると思います。
そういう場合は、閑散期を狙うのではなく、住宅設備メーカーのモデルチェンジ時期を狙う方法をおススメします。
有名大手設備メーカーのTOTOやリクシルは、必ず2~4月にモデルチェンジや新商品の発表会を行います。
それに合わせて年明けあたりからリフォーム業者がそれまで持っていた在庫が旧製品になるので、在庫処分セールを行う可能性が高くなります。
複数のリフォーム会社から見積もりをとるのがベスト!
閑散期にリフォームを依頼することが決まったら必ず複数の業者から見積もりを取りましょう!
閑散期で値引きされたとは言え、本当に安くなっているかは1社の見積もりではわかりません。
複数の会社から見積もりをとることで、相場がわかります。
複数のリフォーム会社が見つからない時は、一括見積サービスを利用しましょう。
住んでいる地域のリフォーム会社を数社紹介してくれて、無料で一括見積をもらえるサービスです。
サービスで見積もりをもらって、そこを利用しないでも大丈夫なので、自分がお願いしようと思っているリフォーム会社と比較してみてください。
値引き交渉にも使えるかもしれませんよ。
まとめ
閑散期は、梅雨時期~8月と12月~1月
閑散期にリフォームするメリット
- 打ち合わせに時間がかけられる
- 技術の高い職人に依頼できる
- 設備に欠品がないので工期に影響なし
- 設備の品不足も起こらず工期がスムーズ
設備(キッチン、バス、洗面台など)のモデルチェンジ期もリフォーム時期としておすすめ
モデルチェンジ期は2~4月。リフォーム会社はそれを見越して年明け1月ころから設備の値引きを始めます。
見積もりは必ず複数の会社からもらう
リフォーム会社の閑散期や設備のモデルチェンジ期をうまく利用してお得にリフォームを成功させてほしいです!