キッチンリフォームの費用と相場

キッチンをリフォームしたいんだけど、どのくらい費用がかかるの？？

本体価格によって変わりますが、だいたい50万～150万円くらいかかります！

どうしてそんなに費用に差があるのか、リフォーム時についでにやっておきたい工事や

どうすれば費用を抑えられるのかも解説していきます！

キッチンリフォーム費用が大きく変わる要因

キッチンリフォームの費用が５０万円～１５０万円と聞いても、3倍も差があるとピン！ときませんよね。

どうしてこんなに費用が変わるのでしょう。その要因は次の３つです。

• ①新たに導入するキッチンの値段
• ②壁紙や床材を張り替えるか
• ③キッチンの位置やサイズを変えるか

要因その①　新たに導入するキッチンの値段

当たり前のことですが、新たに購入するキッチンが高ければ費用も高くなります。

キッチンは性能やサイズによってグレードが多数あり、値段はピンからキリまで。

どこまでも高くすることも、ある程度費用を抑えることもできます。

要因その②　壁紙や床材を張り替えるか

キッチンは汚れやすい空間です。

リフォームを機にキッチンの壁紙や床材を張り替えることも多く、張り替えることで満足度も上がります。

その分の費用がかかるので、費用も高くなります。

費用が高くなるからと、後で壁紙や床材を張り替えるよりは、一緒にリフォームすることで費用を抑えることができます。

キッチンリフォームの際に一緒に張り替えることをおすすめします。

要因その③キッチンの位置やサイズを変えるか

次に説明しますが、キッチンには色々なタイプがあります。

今あるキッチンと違うタイプのキッチンやサイズを選ぶと、工事費が割高になります。

今と同様のタイプのキッチンにすることで費用を抑えることができます。

キッチンのタイプ（型）

キッチンには色々なタイプ（型）のキッチンがあります。

キッチンのタイプによって使い勝手や雰囲気が大きく違います。

それぞれのキッチンのメリットデメリットをまとめてみました。

Ｉ型キッチン

Ｉ型キッチンとは、コンロ・調理台・シンクが横一列に並んでいるタイプのキッチンのことです。

アルファベットのＩの字型になっていて一番メジャーな形です。

料理をする際に横一列に並んでいるので楽に感じるかもしれませんが、端から端までの移動が面倒に感じられるかもしれません。

幅が広いキッチンに憧れる人も多いと思いますが、調理スペースが広いと作業効率が悪くなる可能性もあるので、横移動の大変さも判断基準に入れましょう。

Ｉ型キッチンには壁付とカウンター付きがあります。

壁付Ｉ型キッチン

壁付だとキッチンを使う人は動くスペースを制限されることがありません。

出窓に設置することで、採光・採風に長けていて気持ちの良い空間を作ることができます。

調理後の臭いも窓を開けることで解消することができます。

ですが、キッチンが丸見えなのが気になる人や、家族とコミュニケーションがとりたい人には向いていません。

カウンター付き（対面）Ｉ型キッチン

対面キッチンだと背面との間のスペースを確保する必要があります。

他の形状と比べて手元を隠すことができるカウンター（腰壁）がついているのがＩ型キッチンの特徴です。

ダイニングにいる家族とコミュニケーションがとれて、手元も隠されているのがメリットです。

ですが、次に挙げるアイランドキッチンやペニンシュラキッチンと比べると解放感は劣ります。

アイランドキッチン

アイランド（Island=半島）キッチンは文字通りコンロや調理台、シンクが独立しているタイプのキッチンです。

リビングやダイニングとのつながりが感じられることや開放感がある雰囲気がメリット。

キッチンのまわりをぐるりと一周できるため導線が良く、おしゃれでありながら機能性を重視したい人におすすめのキッチンです。

ですが、設置するには広い面積が必要になります。キッチンに面積をとられ、ダイニングやリビングが狭くなってしまっては家族全員の満足度は低くなってしまいます。

また、手元が丸見えになることや、設置費用が一番高くなることもデメリットになります。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラ（peninsula＝半島）の意味で、アイランドキッチンの左右どちらかを壁にくっつけたタイプのキッチンを言います。

コンロを壁側に設置することでリビングやダイニングに料理の臭いを充満させる心配も少なくなります。

アイランドキッチンのようなおしゃれさもありながら、アイランドキッチンよりも目隠しされている部分が多いのも嬉しいポイントです。

設置面積も通常の対面式キッチンと同等でよく、費用もアイランドキッチンより安く済むので人気の型です。

L型キッチン

L字型は、シンクとコンロの部分で直角に曲げてＬ字型になったキッチンのこと。

作業スペースが広く取れるので、複数人で料理がしやすく、平行移動の距離が短くどこで作業していてもコンロやシンクに手が届き効率よく料理ができるのがメリットです。

キッチンのタイプ別費用の相場

ついでにやっておきたい工事

リフォームはまとめて工事を行うことで、単体で分けて行うよりも費用を抑えることができます。

クロスの張り替えなら複数の部屋を一度で。床の張り替えをする場合も複数個所を一度に行った方が職人さんの手配が一度で済むので、費用を安く抑えることができます。

キッチンのリフォーム時にもまとめてした方が安く済むリフォームがあります。

①コンセントの増設

キッチン交換時には、電気配線の工事も必要になるので、キッチンの好きな場所にコンセントを増設することができます。

その場合、追加費用はかからないことが多いです。

今まで延長コードをひっぱって使用していたコーヒーメーカーやミキサーなどの調理器具を、手元のコンセントから使用できたら不便さが解消されますね。

②床下収納の増設、又はなくす

現在のキッチンに床下収納はありますか？

我が家にはあります。普段使わない鍋ふたやオーブン付き電子レンジの付属品、キッチンペーパーのストックや家庭用ガスボンベなどが入っています。

なくてもいいようですが、ないとやはり収納場所に困ります。

その床下収納を新設、増設、なくすことをキチンリフォームの機会に検討してみてください。

床下収納をなくしたい方の主な理由として「がたつき」がありますが、職人さんに相談してみたら、簡単に直してくれた。という話も聞きます。

床下収納だけを単体で依頼すると高額になる作業ですが、ついでだとあまり費用をかけずにできる場合が多いです。

③キッチンパントリー（食品庫）の設置

キッチンのリフォームをする際には、ぜひキッチンパントリーの設置を検討しましょう。

キッチンパントリーとは、キッチンで使用する様々なものを収納する場所のことです。

ウォークインタイプと棚タイプがあり、常温で保存できる食品や飲料、調理器具や食器などをストックする場所として使用します。キッチンでの作業のときに簡単に取り出せるよう、キッチンのなかやキッチンに隣接する場所に作ることが一般的です。

これもリフォームした後に単体で依頼すると高くなる上に、間取りはいじれないので、十分なスペースがとれない可能性があります。

キッチンリフォーム時にリフォーム会社に相談してみましょう。

費用を抑えるには

キッチンのリフォーム費用の大部分を占めているのはシステムキッチン本体の費用です。

キッチンの各パーツの素材選びや、オプションの選び方を工夫するだけでリフォーム費用を安く抑えることができます。

安く抑えるコツをまとめてみました。

素材にこだわらない

• 収納の扉材・・・扉材には天然木やステンレス、塗装版、化粧板などの種類があります。天然木は高価で、オレフィン化粧板は低価格です。機能面、コスト面とも重視したい場合には、メラミン化粧板がおすすめです。お手入れしやすく耐久性にも優れている上、コスト面もお手頃です。
• ワークトップ（作業スペースの天板）・・・ワークトップの素材には、天然石（御影石、水晶など）や人工（人造）（大理石、ステンレス、タイル）などがあり、天然石は高価で樹脂がお手頃です。
• シンク（流し台）の素材・・・シンクの素材には、人工（人造）大理石やカラーステンレス（セラミックコーティング）、ステンレスが主流です。ステンレスが一番安価です。
• 水栓・・・シャワータイプにすると費用が高くなります。

オプションは最低限に

• 浄水器・・・スタンダードタイプで数万円、ハイグレードで数十万円の費用がかかります。
• レンジフード・・・プロペラファンが安価ですが、最近の主流はシロッコファンです。少し高額になります。
• ビルトイン機器・・・食器洗い洗浄機、オーブン、ＩＨコンロなどです。ビルトイン機器を注文すると数十万円単位で費用がかさみます。

費用を抑えようと、オプションを我慢して後付けにするようであれば、この機会に導入した方がコストは安く済みますし、ビルトインにすることで置き場所を別途とらずに済みます。

導入する場合には自分のライフスタイルに必要かどうか十分に検討しましょう。

キッチンのリフォームが得意な会社から複数の見積もりをとって比較する

リフォーム会社は独自に仕入れルートを持っており、たくさん仕入れるほど1台あたりの単価が安くなる仕組みです。

キッチンのリフォーム件数が多い＝キッチンリフォームが得意＝安くて信頼できる

ということになります。

そのようなリフォーム会社を探す方法は、複数の会社から見積もりをとって比較することです。これを『相見積もりをとる』と言います。

ホームセンターや家電量販店の場合は下請け業者を利用しているためマージンが発生し、リフォーム費用は高い傾向にあります。

リフォーム業者であれば、マージンを節約できるので、リフォーム費用が抑えられます。

ただ、その会社を他の会社と比較しないと安いのか高いのか、キッチンリフォームが得意なのか得意じゃないのか判断できません。

正しい相見積もりの取り方

友人の紹介や、近所のリフォーム会社で見積もりをとるのもよいですが安いのか高いのか、キッチンリフォームが得意なのか否か判断できません。

断りずらいのもデメリットです。

そんな時は、『一括見積もりサイト』を利用するのがおすすめです。

利用は無料で、一回入力するだけで、お住まいの地域のリフォーム会社数社から一括して見積もりをとることができます。

このサイトに登録するには厳しい審査を受けているので優良業者だけから見積もりをとることができます。悪徳業者に会うことがありません。

相手は相見積もりをとられていることを了解しているので、断りやすいのもメリットです。

無料の一括見積もりサイトを見てみる

まとめ

キッチンのリフォームは、夢と憧れから知らず知らずに費用が高くなってしまいがちです。

本当に自分の今後の生活に必要かどうか考えて素材やオプションを選びましょう。

よいリフォーム会社に出会うことが、満足度の高いリフォームをする第一歩だと思います！

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ABOUT ME

otoku

築25年以上の我が家に４人で暮らしています。 気づくと外壁は傷み、浴室がカビ、キッチンは古めかしい・・・ どうにかしたい！でも費用がない！情報がない！失敗したくない！ まずは勉強だ！ ということで、一念発起し、リフォームを勉強することにしました。 それがこのブログです。 今は大きなリフォームに着手できないけど、少しずつ着手していきたい！その様子をリアルタイムでお伝えしていきたいと思います！ でもね、高校生の双子がいると（県外に大学生もいる）お金がかかる・・・ それゆえ、壊れていく電機設備を修繕、買い換えるので精いっぱいなのが現状。 だから、このブログに来てくれる人には私より先に素敵なリフォームの夢を叶えて欲しいんです。 そして、あの時otokuのブログを読んでよかったなーって思ってもらえるように記事を最新情報に更新していきたいと思っています！ よろしくお願いします！

BLOG：https://www.otoku-reform.com