リフォームする前にご近所への挨拶って必要?
手土産は何を持っていけばいいの?
挨拶文もあった方がいい?
ご近所への挨拶は絶対した方がいいです!
お互い気持ちよく生活するためのマナーです。
その理由や挨拶の方法を解説します!
リフォーム前にご近所への挨拶は必要?
屋内のリフォーム工事では、ご近所への挨拶は必要ないと思うかもしれませんが、屋内の短期間のリフォームでも挨拶回りはした方がいいです!
工事車両の出入りや駐車、騒音やホコリ、振動など、屋内のリフォームでもご近所トラブルに発展するケースは多くあります。
もちろん屋外のリフォームで数日の場合でも挨拶はした方がいいですよ。上記の理由に加えて外壁塗装などは、数日臭うこともあります。
事前に一言挨拶するだけで、トラブルを回避できる可能性が高くなるので挨拶は必ず行いましょう!
いつすればいい?
リフォームの始まる1週間前までには挨拶を済ませましょう!スタートは1カ月前からでもかまいません。
生活リズムの違いでなかなか会えないこともあるので、余裕をもって挨拶回りを済ませましょう。
おすすめは忙しい平日の夕方を避けた土日休日の午前中ですが、在宅していることが多い休日の夕方でもよいでしょう。
どうしても会えない場合は、挨拶文と粗品をポストに入れておきましょう!
ご近所ってどこまでの範囲?
戸建ての場合
立地条件にもよりますが、お向かい3件、後ろ側3件と両隣と言われています。
家の前の道路が狭い場合は、その道路を使用している家に挨拶をしておくと安心です。
屋内の簡単なリフォームだからと思っていても、大型車両が家の前に駐車して思わぬ迷惑がかかる場合があります。
マンションの場合
上の階3件、下の階3件と両隣にしておくと安心ですね。
マンションのような集合住宅では音が響きやすく、思わぬところから苦情が出るかもしれません。
生活リズムもバラバラで、日中仮眠をとっているお宅があるかもしれないので、広めに挨拶をしておきましょう。
共用のエレベーターがある場合はエレベーターの前のお宅や、管理人さんがいる場合には管理人さんへの挨拶も忘れずに行いましょう。
誰が行けばいい?
挨拶に向かう際は現場担当者と一緒に回るといいですよ。
施主だけだと工事の説明が不十分で質問に答えられない。
現場担当者だけだと、営業的で不満を感じてしまう場合もあるようです。
予定が合わず別々になる場合は、施主に先に行ってもらい、「後から業者も来るので、質問があればそちらにお願いします。」と伝えればよいです。
業者担当者もセールスと間違われずスムーズに挨拶ができます。
何て言えばいい?
- リフォームをすること
- リフォームの期間
- 工事の始まる時間と終わる時間
- 土日祝日も工事はあるのか
- 緊急時の連絡先(工事車両が邪魔だったり、急なトラブルがあった場合など)リフォーム会社や現場担当者の連絡先
挨拶の例です。👇
こんにちは。○○(隣・上の階など)に住む○○です。
今度リフォームするので挨拶に来ました。
○月○日~○日までの平日10時~4時まで工事します。
もしかしたら、音や工事車両の駐車でご迷惑をおかけするかもしれません。
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
何かありましたらこちらの番号にお掛けください。
こちらつまらないものですが、どうぞお使いください。
挨拶の文章って必要?
挨拶は口頭でも行いますが、期日や時間や連絡先など、細かなことは書面で渡した方が相手も困らないでしょう。
実際の挨拶文の例文です。
- どの家で工事をするか
- ざっくりした工事内容
- 迷惑を掛けないように工事すること
- 工事期間
- 工事時間
- 休日はいつか
- 音の出ない工事は休日に行うかもしれないこと
- 連絡先など担当者の名前と携帯番号
何を持っていけばいい?
数日で終わるような工事であれば、挨拶だけでよいかもしれませんが工事期間が長かったり、騒音が出る場合やご近所に迷惑がかかる場合には手土産を持参した方がよいでしょう。
手土産は、菓子折り・洗剤・ラップ・タオルなど日常消耗品で500円~1,000円のものがおすすめです。
日常消耗品はセットのものを選べば値段が安くても見栄えもするし、喜ばれますよ。
リフォーム業者によっては、挨拶文と粗品を用意している場合もあるので、自分で購入する前に相談してみましょう。
まとめ
ご近所への挨拶で大切なことは、『ご迷惑をおかけして申し訳ない』という気持ちを施主の言葉できちんと伝えることです。
ご近所への挨拶を丁寧に行って、今後のお付き合いを円滑なものにしいていきましょう!
- 工事1週間前までに訪問
- 工事担当者と一緒に訪問
- 戸建て:向い3件、両隣、後ろ側3件
- マンション:上3件、両隣、下3件+管理人・エレベーター前
- 挨拶文と手土産を持っていきましょう
- 手土産は、日常消耗品(洗剤・ラップ・タオル・お菓子など)がおすすめ